PAGETOP

300人の高校生に、
社会人の「生きた授業」を

 日本の未来を担う高校生に、社会を変革していく高い志と夢の実現に向けて踏み出す勇気を持ってほしい――。日本経済新聞社が開催する「日経エデュケーションチャレンジ」は、社会の第一線で活躍する企業人が講師になって仕事の意義ややりがいを自らの言葉で高校生に伝える、夏の恒例イベントです。これまでに延べ6700人余の高校生が参加。18回目の今夏は「未来を変える仕事のチカラ」をテーマに参加各企業が生きた授業を準備し、東京・千代田の日経ホールには全国から300人余の高校生が集まりました。
 
 始業式で校長が、若い層を中心に変化してきた社会の流れや未来を豊かにしていくには皆の「夢」が必要だと語り始めると、生徒たちの顔つきが徐々に引き締まっていきました。これから始まる授業や交流の場できっと「何か」をつかんで帰ろうと、期待と不安の入り混じる熱気が会場を包みます。続いて、各授業を受け持つ10人の講師が壇上に。多様な業界から集まった講師は自己紹介とともに「世の中を変えていく夢や壁を乗り越える感動を共有したい」「仕事を通してわくわくできるってすばらしい」「将来の自分を考えるきっかけに」と、それぞれが授業で伝えたい思いを述べ、生徒の気持ちを引き付けていました。
 
 予鈴を合図に、各コースが始まりました。

開催報告

校長の講義
校長 一條 和生
校長 一條 和生
(いちじょう かずお)
一橋ビジネススクール
国際企業戦略専攻
専攻長 教授
夢と情熱で 未来を切り開いて

 今年の授業テーマは「未来を変える仕事のチカラ」。一條校長は生徒たちに向けて、そのチカラの源となるキーワードは「夢」だと説く。「今後、世界を動かしていくのはミレニアル世代、デジタルネーティブといわれる君たち。ぜひ主体的な夢を持ち、情熱を持って生きてほしい」と熱く語りかけた。校長は、人間が従事しているルーティン的な仕事の多くが近い将来AIで代替可能になるだろうと伝え、「人はAIにはできない仕事をやるべき。人間にしかできない仕事とは、夢や情熱を持って新しい未来を切り開いていくこと」と述べた。
 「夢を持つことによって、過去も現在も未来も変わる。夢で自分を変えることができる」と一條校長。「見果てぬ夢で終わらぬように、時間的な目標を持つことも大切だ」と続け、「Dream with a deadline.夢には締め切りがある。今すぐ行動を」と鼓舞した。さらに、時代のキーワードは「Empathy(共感)」だと語り、AIが感じ取れない「気持ち」をくみ取れる対話の重要性を説く。夢を持ちながら、自分に今できることを一つずつ積み上げ、自信を持って成長していってほしいと締めくくった。

授業動画
交流会・修了式

 授業後の生徒たちは、熱い知的興奮をそのままに、各教室に残る講師や授業サポートスタッフ陣を囲んで質問攻めに――。全講師が再び集まって行われた立席形式の交流会では、企業ごとに分かれたテーブルに生徒が次々に訪れました。起業や留学を志す人、授業で共感したことを伝えに来る人、皆真剣に「したいこと」「楽しいと思えること」を語り合っていました。「大人の本気の仕事に感動」「今日から私も」などの声も多く聞かれました。

 修了式では各講師から「積極的な姿勢に圧倒された」「柔軟な発想に触れて逆に教えられた」などの感想や「仲間と一緒ならきっとできる」といったアドバイスも寄せられました。一條校長の「お互いに学び合える良い授業になったことに感謝したい」との言葉を締めに、閉幕しました。

交流会・修了式

交流会・修了式
交流会・修了式

過去の開催報告

過去のエデュチャ公式WEBサイトは
こちらから!