サンゴと海の生き物との共生 ~いま私たちができること~
さまざまな生き物が暮らしているサンゴ礁。
海の生態系になくてはならない存在です。しかし近年、気候変動の影響などからサンゴ礁の死滅が進んでいます。
地球の未来のため、私たちの未来のため、いま何をすべきなのか。
ご来場の皆様と共に考えていきます。
開催日時: |
2012年 8月 31日( 金 ) 13:30開演~17:00終演 |
会場: |
経団連ホール(東京都千代田区大手町1-3-2) |
開場: |
13:00 |
入場料: |
無料 |
定員: |
500名
※お申し込み多数の場合は抽選のうえ、ご登録いただいたメール宛にご連絡いたします。当選の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。 |
主催: |
三菱商事株式会社 |
共催: |
日本経済新聞社クロスメディア営業局 |
協力: |
日経ナショナル ジオグラフィック社、Earthwatch Institute |
プログラム |
13:30〜13:40 |
主催者挨拶 |
三菱商事株式会社 執行役員 環境・CSR推進部長 廣田 康人 |
13:40〜14:20 |
基調講演 「生物多様性は大切です」 |
東京工業大学大学院 生命理工学研究科 教授 本川 達雄氏 |
14:20〜15:50 |
パネルディスカッション 「三菱商事 サンゴ礁保全プロジェクト 研究報告」 |
NGO アースウォッチ 副代表 兼 企画部長 ナイジェル・ウィンザー氏
静岡大学 創造科学技術大学院 教授 鈴木 款氏
静岡大学 創造科学技術大学院 教授 ベアトリス・カサレト氏
オーストラリア海洋科学研究所 上級科学研究員 博士 デヴィッド・ボーン氏
エセックス大学 サンゴ礁研究ユニット 主任研究者 教授 デヴィッド・スミス氏 |
15:50〜16:05 |
休憩 (ドリンクサービス) |
16:05〜17:00 |
スペシャルトークショー
「海とサンゴとさかなの共生 ~いま私たちができること~」 |
東京海洋大学 客員准教授 さかなクン
ナビゲーター 勝恵子氏 |
17:00 |
終了 |
※講演者・講演内容・タイムスケジュールは、事前の予告なく変更となる場合がございます。 あらかじめご了承下さい。 |
受講に関するお問い合わせ: |
国際シンポジウム「サンゴ礁保全と生物多様性」事務局
TEL:03-5510-4168 (受付時間 10:00~18:00 土・日・祝日除く)
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本川 達雄氏 東京工業大学大学院 生命理工学研究科 教授
1948年仙台生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。同大助手を勤めた後、1978年より1991年まで琉球大学に勤務。専門分野は棘皮動物(ナマコ、ウニ、ヒトデ)の生物学。「サンゴとサンゴ礁のはなし」「ゾウの時間ネズミの時間」など著書多数。歌う生物学者としてCDもある。講談社出版文化賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞などを受賞。
鈴木 款氏 静岡大学 創造科学技術大学院 教授
名古屋大学で博士号を取得後、つくばの気象庁気象研究所に勤務。ここで海中に微量に含まれる水銀、鉄、セレン、ヒ素などの元素や有機物の重要性について研究して以来、30年以上にわたってサンゴ礁に関するさまざまな問題に取り組み、海洋とサンゴ礁における有機物循環の世界有数の研究者として知られる。主な研究分野はサンゴ礁、化学海洋学、生化学、海洋の酸性化、バイオエアロゾル、海草。
ベアトリス・カサレト氏 静岡大学 創造科学技術大学院 教授
アルゼンチン・ブエノスアイレス大学で理学修士号を取得後、東京大学大気海洋研究所で浮遊生物分野の博士課程に入学。その後独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)に研究者として勤務。海洋環境問題のコンサルタントとして日本の複数の民間企業に務め、2000年から静岡大学に勤務。主な研究分野は海洋プランクトン、微生物生態学、およびこれらが外洋およびサンゴ礁を含む沿岸地域の食物網に及ぼす影響。現在はサンゴの白化と病気について研究中。
デヴィッド・ボーン氏 オーストラリア海洋科学研究所 上級科学研究員 博士
豪クィーンズランド大学でバイオテクノロジーの博士号取得。さらにポストドクターとして、イギリスのウォリック大学で陸生メタン資化細菌の生態を、さらにノルウェーのベルゲン大学で海洋微生物学を研究。オーストラリア海洋科学研究所では、新薬開発に向けた海洋微生物の研究、養殖イセエビの幼生飼育における微生物動態ほか、各種のプロジェクトに参加。最近では主にサンゴの微生物学・病理学に研究の重点を置いている。
デヴィッド・スミス氏 エセックス大学 サンゴ礁研究ユニット 主任研究者 教授
イギリス空軍奨学生としてロンドン大学在学中に、最初の科学論文を発表。23歳で海洋生物学の博士号を取得。その後間もなくエセックス大学フェローに選ばれ、熱帯地域への潜水調査遠征を数多く実施。ダイブマスターとして5,000回以上の潜水経験を持ち、調査隊を伴って世界各地を訪れる。専門研究テーマはサンゴ礁の保全。特に、気候変動で危機にさらされたサンゴ礁の管理に主眼を置いている。
ナイジェル・ウィンザー氏 NGOアースウォッチ 副代表 兼 企画部長
英国ウェストミンスター大学で生命科学を学び、国際的なフィールドワークを多く経験。2005年7月アースウォッチに参加、2008年副代表兼企画部長に就任。現在「地球環境における森林樹冠研究プログラム」の評議会を務める。専門分野は、学際的で国際的な目的のためのフィールドワーク、地域社会に根差した自然保護アプローチ、環境問題への企業の関与など。
さかなクン 東京海洋大学客員 准教授
お魚らいふ・コーディネーター。環境省 地球いきもの応援団。お魚の豊富な知識と経験に裏付けされたお話や、そのキャラクターが幼児からお茶の間まで大人気。日本政府クールアースアンバサダー、WWFジャパン親善大使・顧問、農林水産省・お魚大使など務める。
ナビゲーター 勝恵子氏
フリーアナウンサー。ニュース番組、スポーツ番組、情報番組など多方面で活躍。これまでに、テレビ朝日『ニュースステーション』『スーパーJチャンネル』、日本テレビ『ザ・ワイド』、フジテレビ『めざましテレビ』などに出演。現在、TOKYO MX『ゴールデンアワー』 に出演中。日本証券業協会「金融資本市場に関する政策懇談会」委員も務める。