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《申し込みを締め切りました》

日経産業新聞フォーラム2013
「この国の防災のかたち」~美しい国土を目指して~

日本経済新聞社は、5月29日、「この国の防災のかたちを考える」をテーマに日経産業新聞フォーラム2013を開催します。 本フォーラムでは、人が自然と共生し、都市と農村・里山が共に栄える社会資本の整備にどう向き合っていくべきかの考え方をご紹介いたします。


開催日時: 2013年5月29日(水) 13:00~15:10 (開場 12:30)
会場: 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3F)
受講料: 無料
定員: 600名
締め切り: 2013年5月20日(月) 
※お申し込み多数の場合は抽選のうえ、当選の方に受講券メールをお送りいたします。当選の発表は受講券メールの連絡をもって代えさせていただきます。
※ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。
主催: 日本経済新聞社
協賛 : 日鐵住金建材株式会社
後援 未定


13:00~13:05 主催者挨拶
13:05~13:50
基調講演
「防災2.0 脳科学の視点で考える防災」
講 師:茂木 健一郎 氏(脳科学者)
13:50~15:10
パネルディスカッション
「この国の防災のかたち」
~パネリストそれぞれの視点でこれからの防災を考えます。~
 パネリスト : 畠山 重篤 氏(NPO法人 森は海の恋人 理事長)
 パネリスト : 山田 正  氏(中央大学理工学部都市環境学科教授)
 パネリスト : 岩佐 直人 氏(日鐵住金建材商品開発センター土木商品開発部長)
 パネリスト : 茂木 健一郎 氏(脳科学者)
 コーディネーター : 木場 弘子 氏(キャスター・千葉大学客員教授)
15:10 終了
※プログラムの時間割・講義内容および講演者は変更する場合があります。
お問い合わせ: 日経産業新聞フォーラム「防災」事務局
Tel : 03-3545-2371(受付時間 /10:00~18:00 土・日・祝を除く)


茂木氏写真
茂木 健一郎 氏

脳科学者
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
慶応大学大学院システムデザインマネジメント研究科特別研究教授


1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。2005年、「脳と仮想」で、第四回小林秀雄賞、09年には「今、ここからすべての場所へ」で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。主な著書に「脳とクオリア」(日経サイエンス社)、「幸福になる『脳の使い方』」(PHP新書)、「挑戦する脳」(集英社新書)、「『モナ・リザ』に並んだ少年」(小学館101ビジュアル新書)、「茂木健一郎の科学の興奮」(日経サイエンス編集部)など多数。

畠山氏
畠山 重篤 氏

NPO法人 森は海の恋人 理事長


1943年中国上海生まれ。県立気仙沼水産高校を卒業後、家業の牡蠣養殖業を継ぐ。海の環境を守るには海に注ぐ川、さらにその上流の森を守ることの大切さに気付き、漁師仲間と共に「牡蠣の森を慕う会」を結成(2009年、NPO法人森は海の恋人を設立)。1989年より気仙沼湾に注ぐ大川上流部で、漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人運動」を行っている。この活動は、小・中学校の教科書にも紹介され、同時に環境教育の一助として全国から子どもたちを養殖場に受け入れている。2011年3月11日の東日本大震災で牡蠣養殖場の施設等全て失うが、コンクリートの防潮堤に頼らず震災後の自然環境を活かした地域づくりを進めている。 朝日森林文化賞(1994年)、緑化推進功労者内閣総理大臣表彰(2003年)、宮沢賢二イーハトーブ賞受賞(2004年)、国連森林フォーラム(UNFF)「フォレスト・ヒーローズ」受賞(2012年)。

山田教授
山田 正 氏

中央大学理工学部都市環境学科教授


1951年兵庫県生まれ。77年中央大学大学院理工学研究科博士課程土木工学専攻中退。同年東京工業大学工学部土木工学科助手。81年防衛大学校土木工学科講師、85年同助教授。86年北海道大学工学部土木工学科助教授、91年中央大学理工学部土木工学科助教授を経て、92年より現職。研究テーマは、ダムの洪水調節機能向上のための新しい放流手法の研究(2011年4月~)、降雨発生のメカニズムと都市の熱環境の解明(11年4月~)など。国土交通省「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」委員(09年11月~)、次世代気象災害監視レーダーネットワーク(X-NET)の構築と利用に関する検討委員会委員(07年1月~)を務める。著書に「水文・水資源ハンドブック」(分担執筆・朝倉書店)、「豪雨・洪水災害の減災に向けて」(共著・技報堂出版)などがある。

岩佐氏
岩佐 直人 氏

日鐵住金建材株式会社 商品開発センター土木商品開発部長


1981年東海大学土木工学科卒業。同年日鐵建材工業(現:日鐵住金建材) に入社。89年建設省土木研究所受け入れ研究員として派遣、鉄筋挿入工法について研究。98年長崎県にて自然斜面補強土工法-ノンフレーム工法-初施工をきっかけにノンフレーム工法を中心とした自然斜面安定化に関する技術開発に従事する。2002年技術士(建設部門)取得。現在、商品開発センター土木商品開発部長に加えて、ノンフレーム工法研究会技術委員長。 地盤工学会「のり面の劣化モデルとLCC評価による斜面防災対策に関する研究委員会」委員、地盤工学会関西支部「想定外豪雨研究委員会」委員、近畿地方整備局「ゲリラ豪雨時における道路斜面安定評価に関するプロジェクト」委員、砂防学会「自然斜面安定度評価に関する委員会」委員長などを務める。08年土木学会論文賞、11年グッドデザインサステナブル大賞受賞。

木場氏写真
木場 弘子 氏

キャスター
千葉大学客員教授


千葉大学教育学部卒業。1987年TBSにアナウンサーとして入社。スポーツキャスターとして「筑紫哲也ニュース23」などを担当。女性スポーツキャスターの草分けに。92年与田剛氏(NHKプロ野球解説者)との結婚を機にフリーランスに。現在は妻、母、キャスターの三役をこなし、テレビ出演、コーディネーター、講演や執筆活動など多方面で活動。最近は教育や環境・エネルギーに関わる活動が多い。2001年より千葉大学教育学部非常勤講師、千葉県浦安市の教育委員に就任(2期8年)。06年千葉大学教育学部初の特命教授。07年洞爺湖サミット・クールアースアンバサダー、政府の規制改革会議、08年政府の教育再生懇談会メンバーとなる。最近は、東日本大震災を受けて、津波防災地域づくり等を中心に審議。生活者の視点を大切にメディアや国の審議会等で発言している。今年4月より千葉大学客員教授に就任。