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2016


「文書電子化によるデジタルトランスフォーメーション
~e-文書法対応による最新の業務改善ソリューションをご紹介~」

  税務関係の書類を電子データで保存できるようにする「e-文書法(電子帳簿保存法)」が改正され、2017年1月からスマホやデジタルカメラで撮影し、タイムスタンプが押された領収書の画像があれば紙の原本は破棄できるようになります。この画期的な規制緩和により、業務プロセスの効率化やコスト削減が 大幅に進歩することが期待されております。各社の業務システムを改正されたe-文書法に対応させることは、日本のビジネス界において最大の課題である 生産性の向上に寄与するものと考えられます。
 本フォーラムを通じて、各企業様の日常の業務を革新させるソリューションとして、改正されたe-文書法のポイントや対応製品の導入プロセスやメリットを分かりやすく解説いたします。

開催日時: 2016年12月8日(木) 13時00分~16時55分予定 (12時30分開場)
会場: 日経カンファレンスルーム
(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F)
受講料: 無料
定員: 250名
締め切り: 2016年12月2日(金)
・応募多数の場合は、抽選の上、当選者に受講券をメールでお送りいたします。プリントアウトをしていた
 だき当日お持ちください。
・当選の発表は、受講券のメール送信を持って代えさせていただきます。
・ご記入いただいた個人情報は、ご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。
主催: 日本経済新聞社
協賛 : 富士ゼロックス/コンカー、ジェイ・アイ・エム、ウイングアーク1st、トレードシフト

お問い合わせ: 日経産業新聞フォーラム 「デジタルトランスフォーメーション」事務局
tel:03(6812)8648(9:30~17:30 平日のみ)
mail:ss-forum@nikkeipr.co.jp

13:00~13:05 【主催者挨拶】 
13:05~13:35
袖山氏
オープニング講演「文書電子化の法的要件と申請のポイント」
SKJ総合税理士事務所 税理士 袖山 喜久造氏 
【講演概要】
税法で備付け・保存が義務付けられている帳簿書類を電子保存するためには電子帳簿保存法の要件に従って入力や保存を行い、事前に所轄税務署長の承認が必要です。平成27年度の税制改正により書類のスキャナ保存の規制緩和があり、また今年度も入力機器にスマホを容認するなど導入しやすくなりました。業務処理を電子化することにより内部統制が強化され、加えて証憑の電子保存が可能になればメリットはさらに大きくなります。本講演では税務当局への申請のポイントについて解説します。 
13:35~14:15
写真
講演①「紙文書撤廃で実現する業務プロセス改革 ~利益率向上に導く経費管理のベストプラクティス~」
富士ゼロックス マーケティング部 統合マーケティング推進室 室長 古賀 優氏
コンカー 事業開発部 部長 阪尾 素行氏
  
【講演概要】
激変するビジネス環境の下、間接費管理の高度化、従業員の生産性向上による利益率確保が鍵となります。そんな中、本年9月のe文書法の規制緩和は、スマホ活用による領収書電子化を推し進め、経費精算における従業員の生産性向上の好機と言えるでしょう。本セッションでは富士ゼロックスの新コンセプト「Smart Work Gateway」による働き方改革・業務プロセス改革をご提案するとともに、その中でコンカーとともに推進するe文書法適用で実現する理想的な経費管理を、スマホ活用も含めてご紹介します。 
 
14:15~14:55
橋本氏
講演②「文書情報の有効活用を実現する電子化コンセプトについて(あるべき姿を目指して)」
ジェイ・アイ・エム 取締役 営業副本部長 橋本 貴史氏
【講演概要】
「今、企業に求められる情報管理とは」を、文書情報の視点から業界、業務に適応したe-文書法事例や、最近のトレンドとともに紹介いたします。従来の大量文書の保管・保存の目的から、様々なビジネスシーンにおける情報の有効活用を目指した電子化を実現するための考え方、その実践方法を解説いたします。  
14:55~15:05 休憩
15:05~15:45
藤本氏
講演③「経理財務部が『やってよかった』を実感。『電子帳簿保存法』の対応と実践プロセス」
ウイングアーク1st 執行役員 管理本部長 藤本 泰輔氏
【講演概要】
電子帳簿保存法の改正に伴い現実的となった経理業務でのペーパーレス化。本セッションではウイングアークが2014年から取り組み始めた帳票電子化について、現場部門が実際に行った国税庁への申請から電子帳票管理ツールの導入、運用開始までのプロセスと実現のポイントをご紹介します。
15:45~16:25
菊池氏
講演④「真のデジタル化がもたらすサプライチェーン改革」
トレードシフト ゼネラルマネジャー 菊池 孝明氏
【講演概要】
紙の文書をスキャンしデータとして保存する。それだけでも文書保管の効率化にはなりますが、世界の先進企業はその先を行っています。社外との取引文書はもちろん、社内文書や関連データなど、企業に流れるあらゆる文書を電子化して構築されたデジタルサプライチェーンは、業務改革の基盤となります。圧倒的な成果をもたらす文書の電子化方法とその秘訣を、世界200カ国80万社が参加するプラットフォームにおける事例を交えながらご紹介致します。
 
16:25~16:55 クロージング講演「電子政府に係る経済産業省の取組」 
経済産業省 商務情報政策局 情報プロジェクト室長 中野 美夏 氏
【講演概要】
経済産業省では、平成28年度税制改正により可能となったスマートフォンを活用した領収書等の保存等の文書の電子化や、政府が保有する法人関連情報を検索・活用しやすい形でオープンデータ化する「法人ポータル(仮称)」の構築に向けた検討等、電子政府の実現に向けた各種取組を進めており、そうした取組内容についてご紹介します。