NIKKEI Annual Report Awards 2019

企画・制作:日本経済新聞社 イベント・企画ユニット

2019年の審査結果

第22回 日経アニュアルリポートアウォード 各賞決定

グランプリに日立製作所

日本企業が発行するアニュアルリポート(年次報告書)の中で特に優れたものを表彰する
「第22回 日経アニュアルリポートアウォード」の審査がこのほど行われ、
グランプリに日立製作所、準グランプリにMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、中外製薬、丸井グループが選ばれた。
また、特別に評価すべき点のあったソニーと東京応化工業が特別賞に選ばれた。

(各賞の社名は五十音順、株式会社は省略)

グランプリ

日立製作所
日立製作所
トップティアのアニュアルリポート

経営トップの熱い思い、イノベーションの加速に向けた一貫性のある成長戦略、リスクに対する考え方・対応方針など、全体を通して投資家に納得感を与える丁寧な記述が充実。情報密度が高く、日本企業を代表するトップティアのアニュアルリポート。

準グランプリ

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス
ハイレベルの開示をキープ

昨年のグランプリに続き、高レベルをキープ。グループ修正ROEから展開されるKPIと主要経営指標の実績開示は質の高い経営を示している。ガバナンス記述も透明性が高く投資家に有益。ESG事例で経済的・社会的インパクトを記載した手法も先進的。

中外製薬
中外製薬
コア要素の各記述の質が極めて高い

統合報告書のコア要素であるビジョン、ビジネスモデル、戦略、リスク機会、実績、ガバナンス、サステナビリティ、新中期経営計画策定の経緯など、各記述の質が極めて高い。支配株主との関係性と株主の権利・平等性の確保についての記載も高評価。

丸井グループ
丸井グループ
投資家への真剣な姿勢が伝わる

多様なステークホルダーとの対話を踏まえたリポートからは、株主・投資家との真剣なエンゲージメント姿勢がうかがえる。TCFDのシナリオ分析に基づくグリーンビジネスとリスク機会を金額ベースで開示した記述は今後のベストプラクティスになる。

特別賞

ソニー
ソニー
独創的で素晴らしいリポート

ソニーのコーポレートカルチャーがさりげなく示されている独創的で素晴らしいリポート。デザイン、ストーリーともに美しい。長期投資家が知りたい内容を踏まえており、人財戦略におけるエンゲージメント指標の開示など経営の方向性が明確に伝わる。

東京応化工業
東京応化工業
マテリアリティの説明秀逸

投資家目線を強く意識し、読みやすさに優れた完成度の高いリポート。新社長の就任に至るまでの思考・判断の開示は丁寧で迫力があり、経営の方向性を共有しやすい。マテリアリティの選定説明が特に秀逸。機関設計まで踏み込んだガバナンス解説も高評価。

優秀賞

アサヒグループホールディングス
アサヒグループホールディングス
完成度の高い高品質のリポート

完成度の高い高品質のリポート。統合報告書発行の目的が明快。マテリアリティの特定プロセス、ネガティブおよびポジティブインパクトの分類と当社の強みの記述は秀逸。ESGを中心にグループ全体で持続可能性と取り組む姿がよく伝わる。報酬説明も高評価。

伊藤忠商事
伊藤忠商事
複雑なビジネスモデルが明快に伝わる見事な報告書

迫力のあるトップメッセージを中心に、総合商社の複雑なビジネスモデルが明快に伝わる見事なリポート。事業投資プロセスの説明は検討項目、投資基準、EXIT条件、ESGリスク評価、モニタリング項目等が具体的で、課題認識も含め経営の実態がよく伝わる。

NTTデータ
NTTデータ
開示姿勢に優れた高品質のリポート

新中期経営計画を軸に新たな成長戦略と重要課題を明確に記載したオーソドックスかつ高品質のリポート。過去の振り返りなど時間軸を意識した開示は投資家に有用。不採算案件への言及とその抑止策の提示は、当社の開示姿勢への信頼性を高めている。

カプコン
カプコン
トップの意思が伝わる読みやすいリポート

ゲーム業界をリードしてきた創業者社長のメッセージには迫力があり、会社を成長させる強い意思が伝わってくる。ビジネスモデルの独自性や戦略についての、ネガティブな側面も含めた解説は読みやすく、独自の指標は有益。別冊のFactbookも高評価。

ジーエス・ユアサ コーポレーション
ジーエス・ユアサ コーポレーション
将来志向の価値創造が明確な好リポート

2030年の外部環境を想定しバックキャスティングした、中期経営計画ベースの長期ビジョンと、SWOT分析を交えた長期事業戦略など、将来志向の価値創造が明確な好リポート。財務と非財務の情報のバランスも良く、統合報告としての完成度が高い。

住友化学
住友化学
随所に斬新な工夫がある完成度の高いリポート

統合報告書としての完成度は高く、戦略とマテリアリティとの連動性、カーボンプライスから財務影響を試算したリスクの明記、財務・非財務ハイライトの実績レビューなど随所に斬新な工夫がある。別冊のInvestors handbookも秀逸で投資家にとって有益。

ナブテスコ
ナブテスコ
対話をテーマに掲げた出色のリポート

「対話」をテーマに掲げた出色のリポート。減損まで含めたCEOと投資家との対談、珍しい戦略パートナーとの対談、社外取締役の活動が見える法令順守対談などステークホルダーに向き合う経営姿勢が伝わる。資本効率改善に向けたROICツリーも高評価。

日本ユニシス
日本ユニシス
コンパクトかつ工夫に富むリポート

統合報告のコア要素をコンパクトにまとめた好リポート。人財KPIは特に充実しており、生産性向上の実現状況が分かる。価値創造プロセスの図解は経営方向を理解させセグメント情報との連動性も高い。複数年度視点からの実績レビューなど工夫に富む。

野村総合研究所
野村総合研究所
機会とリスクの記述他社にない工夫

投資家目線で編集された、経営戦略の全体像を理解しやすいリポート。特にビジネスモデルの機会とリスクについて、投資家からの質問が多いリスク項目に具体的に回答する形で対応策を詳細に開示している点は投資家に有益であり、他社にない工夫である。

不二製油グループ本社
不二製油グループ本社
ESG経営の浸透が伝わる透明性の高いリポート

ESG経営の精神が全編にわたり貫かれていることが伝わる透明性の高い好リポート。取締役会の中にESG委員会を設置しており、CEOメッセージや社外取締役とのガバナンス対談でもESG経営の中長期的方向性や抱える課題などが理解でき投資家に有益。

三井化学
三井化学
マテリアリティが秀逸KPIの使い方も適切

極めて論理的に構成されたリポート。特に環境関連のマテリアリティの記述は秀逸。財務・非財務ともに適切なKPIが駆使され、長期と短期の各目標が理解しやすい。CFOコメントでもセグメント別ROICとともに投下資本を開示しており、投資家に有用。

三井物産
三井物産
ガバナンスの実効性示す良質のリポート

取締役会の視点が明確に伝わる良質のリポート。改めて特定したマテリアリティとリスク機会とのリンクは事業戦略の説明と整合性があり分かりやすい。委員会の活動状況、審議テーマ数、役員賞与ポイントなどガバナンスの実効性を開示する試みは高く評価。

三菱ケミカルホールディングス
三菱ケミカルホールディングス
時系列で伝える工夫が充実完成度の高いリポート

グループの過去・現在・未来について各所に全体像を伝える工夫を凝らした完成度の高いリポート。マテリアリティの選定プロセスには説得力があり、機会とリスクやフォーカス市場の選定にひもづけた図解は独創的で秀逸。ガバナンス強化の変遷記述も高評価。

ミネベアミツミ
ミネベアミツミ
長期戦略に意気込み感じる迫力あるリポート

簡潔で力強いメッセージが全ページから伝わる迫力のあるリポート。2051年に向けた長期戦略に意気込みを感じる。事業別戦略の説明では概況・中計目標などが記載されており状況が把握しやすい。マテリアリティの特定でCSR/ESGへの取り組みも明確。

参加企業一覧

(各賞の社名は五十音順、株式会社は省略)

  • IHI
  • アサヒグループホールディングス
  • アズビル
  • アズワン
  • アルフレッサホールディングス
  • アンリツ
  • イオンモール
  • 伊藤忠エネクス
  • 伊藤忠商事
  • 伊藤忠テクノソリューションズ
  • ANAホールディングス
  • SCSK
  • NTTデータ
  • NTTドコモ
  • MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス
  • 小野薬品工業
  • オムロン
  • 加賀電子
  • カゴメ
  • 鹿島建設
  • 兼松
  • 兼松エレクトロニクス
  • カプコン
  • カルビー
  • 川崎汽船
  • 九州旅客鉄道
  • キョーリン製薬ホールディングス
  • キリンホールディングス
  • 神戸製鋼所
  • 國學院大學
  • コスモエネルギーホールディングス
  • コニカミノルタ
  • 小林製薬
  • コマニー
  • 三和ホールディングス
  • ジーエス・ユアサ コーポレーション
  • JXTGホールディングス
  • J.フロントリテイリング
  • 島津製作所
  • 商船三井
  • 新生銀行
  • SUBARU
  • 住友化学
  • 住友商事
  • 住友生命保険
  • セガサミーホールディングス
  • 双日
  • ソニー
  • SOMPOホールディングス
  • 第一三共
  • 第一生命ホールディングス
  • 大建工業
  • 大成建設
  • 大東建託
  • ダイドーグループホールディングス
  • 大日本印刷
  • 大日本住友製薬
  • 大和証券グループ本社
  • 大和ハウス工業
  • 高砂熱学工業
  • 宝ホールディングス
  • ダスキン
  • 田辺三菱製薬
  • 中外製薬
  • 椿本チエイン
  • ツムラ
  • TIS
  • テイ・エス テック
  • TDK
  • 帝人
  • デンカ
  • デンソー
  • 東急
  • 東京応化工業
  • 東京海上ホールディングス
  • 東京センチュリー
  • 東京大学
  • 東京電力ホールディングス
  • 東芝
  • TOTO
  • 豊田通商
  • トヨタ紡織
  • 長瀬産業
  • ナブテスコ
  • ニコン
  • 西日本旅客鉄道
  • ニチレイ
  • 日産化学
  • 日本政策投資銀行
  • 日本電気
  • 日本電信電話
  • 日本特殊陶業
  • 日本ペイントホールディングス
  • 日本郵船
  • 日本航空
  • 日本たばこ産業
  • 日本ユニシス
  • 野村総合研究所
  • 野村不動産ホールディングス
  • 野村ホールディングス
  • パルコ
  • 阪急阪神ホールディングス
  • パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
  • 日立金属
  • 日立製作所
  • ファミリーマート
  • 不二製油グループ本社
  • 富士電機
  • 富士フイルムホールディングス
  • プリマハム
  • ベネッセホールディングス
  • ポーラ・オルビスホールディングス
  • マクセルホールディングス
  • 丸井グループ
  • 丸紅
  • マンダム
  • みずほフィナンシャルグループ
  • 三井化学
  • 三井住友トラスト・ホールディングス
  • 三井物産
  • 三菱ケミカルホールディングス
  • 三菱重工業
  • 三菱商事
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • 三菱UFJリース
  • ミネベアミツミ
  • 安川電機
  • UACJ
  • ユニ・チャーム
  • 横河電機
  • LIXILグループ
  • リクルートホールディングス
  • リンテック
TOP