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今年の授業テーマは「未来を変える仕事のチカラ」。一條校長は生徒たちに向けて、そのチカラの源となるキーワードは「夢」だと説く。「今後、世界を動かしていくのはミレニアル世代、デジタルネーティブといわれる君たち。ぜひ主体的な夢を持ち、情熱を持って生きてほしい」と熱く語りかけた。校長は、人間が従事しているルーティン的な仕事の多くが近い将来AIで代替可能になるだろうと伝え、「人はAIにはできない仕事をやるべき。人間にしかできない仕事とは、夢や情熱を持って新しい未来を切り開いていくこと」と述べた。
「夢を持つことによって、過去も現在も未来も変わる。夢で自分を変えることができる」と一條校長。「見果てぬ夢で終わらぬように、時間的な目標を持つことも大切だ」と続け、「Dream with a deadline.夢には締め切りがある。今すぐ行動を」と鼓舞した。さらに、時代のキーワードは「Empathy(共感)」だと語り、AIが感じ取れない「気持ち」をくみ取れる対話の重要性を説く。夢を持ちながら、自分に今できることを一つずつ積み上げ、自信を持って成長していってほしいと締めくくった。
授業後の生徒たちは、熱い知的興奮をそのままに、各教室に残る講師や授業サポートスタッフ陣を囲んで質問攻めに――。全講師が再び集まって行われた立席形式の交流会では、企業ごとに分かれたテーブルに生徒が次々に訪れました。起業や留学を志す人、授業で共感したことを伝えに来る人、皆真剣に「したいこと」「楽しいと思えること」を語り合っていました。「大人の本気の仕事に感動」「今日から私も」などの声も多く聞かれました。
修了式では各講師から「積極的な姿勢に圧倒された」「柔軟な発想に触れて逆に教えられた」などの感想や「仲間と一緒ならきっとできる」といったアドバイスも寄せられました。一條校長の「お互いに学び合える良い授業になったことに感謝したい」との言葉を締めに、閉幕しました。