NIKKEI Integrated Report Award 日経統合報告書アワード

企画・制作:日本経済新聞社 イベント・企画ユニット

2020年の審査結果

第23回 日経アニュアルリポートアウォード 各賞決定

グランプリに中外製薬

日本企業が発行するアニュアルリポート(年次報告書)の中で特に優れたものを表彰する
「第23回 日経アニュアルリポートアウォード」の審査がこのほど行われ、
グランプリに中外製薬、準グランプリにオムロン、日立製作所、三菱ケミカルホールディングスが選ばれた。
また、特別に評価すべき点のあったアサヒグループホールディングス、
ENEOSホールディングス、J. フロント リテイリングが特別賞に選ばれた。

(各賞の社名は五十音順、株式会社は省略)

グランプリ

日立製作所
中外製薬
投資家が求める情報を適切かつ十分に開示

財務・非財務ともに充実した統合性の非常に高いリポート。現・前トップに加え親会社からのコメントも多面的な理解に役立つ。全体を通じて投資家に対する丁寧かつ真摯な姿勢が一貫しており、CFOメッセージは目標KPI設定の開示を含め極めて秀逸。

準グランプリ

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス
オムロン
安定感のある極めて高品質のリポート

全体の構成がよく、投資家にとって必要かつ有益な情報が十分に盛り込まれている。事業ユニット別の投下資本利益率(ROIC)の記載など価値創造ストーリーには具体性が増しており、リスクのカテゴリー開示などもガバナンスの実効性を伝えるのに有用。

中外製薬
日立製作所
昨年に続き完成度の極めて高いリポート

CEOメッセージによる経営の方向性の明示はシンプルだが日立の底力を感じさせる。CFOメッセージもROICまたは自己資本利益率(ROE)に対する資本コストの調整まで踏み込んで説明。セクターごとの価値創造ストーリーは極めて説得力がある。

丸井グループ
三菱ケミカルホールディングス
他社の参考になる高レベルのリポート

社会課題解決に取り組まなかった場合の企業価値毀損リスクを1兆円と見積もり、ありたい姿からバックキャストした価値創造ストーリーは秀逸かつ具体的。「KAITEKI Vision 30」は洞察に満ちており、ESG課題を自然な形で統合している。

特別賞

ソニー
アサヒグループホールディングス
熱意と迫力を感じる長期成長ストーリー

サステナビリティーを軸にした中長期視点での経営姿勢が、トップメッセージを通じて躍動感を持って読者に伝わる。マテリアリティの特定プロセスの開示や、非財務項目のKPIの設定が充実し、リスクと機会に対する課題対応にもバランス感覚がある。

東京応化工業
ENEOSホールディングス
ESG情報が充実した好リポート

気候変動リスクや低炭素社会実現という中長期の社会的課題に正面から向き合った好リポート。特に気候変動に関する分析内容は他社をリードしている。TCFD開示と長期ビジョンの融合が図られ、マテリアリティに対するKPIによる進捗開示も有益。

東京応化工業
J. フロント リテイリング
危機時に正面から答える先進的なリスク開示

コロナ禍における百貨店事業の厳しい経営環境下にあって、投資家が知りたいことを真摯に説明している姿勢は高く評価できる。特にリスクと機会については正負のリスクをマトリクスで個別具体的に開示しており、経営対応が明確化されバランスも十分。

優秀賞

アサヒグループホールディングス
SCSK
中期・長期の経営戦略を
時間軸に沿って明確に開示

過去の中期経営計画の振り返りも含め、事業環境の変化を考慮した中長期ビジョンとそれに沿った中期経営計画を丁寧に提示しており、社会課題の解決を企業価値向上につなげるサスティナビリティー経営の戦略がよく伝わる。財務資本戦略の説明も有用。

伊藤忠商事
エヌ・ティ・ティ・データ
全体としての完成度高く
ESG経営の説明は傑出

会社全体のビジネス概況が簡潔に理解できる一冊であり、トップメッセージは課題認識の提示から熱意に至るまで丁寧に開示されている。特にESG経営の内容が非常に分かりやすく解説されており、投資家への対話材料を十分に備えたものとなっている。

NTTデータ
MS&AD インシュアランス 
グループ ホールディングス
圧倒的な情報量を示しつつ
読みやすさへの配慮は秀逸

毎年充実したトップレベルのリポートを作成している当社だが、今回は社会的・経済的インパクトを重視する国際的な潮流にも合致する重点課題を丁寧に開示しており、戦略の連続性や発展性という点でも納得感が高い。グラフや数値も理解促進に有用。

カプコン
カプコン
各種開示情報を
コンパクトに凝縮

ビジュアルを多用し、洗練されたデザインで読みやすい。過不足ない内容を見事にコンパクトにまとめている点は、極めて高く評価できる。CEOメッセージは将来志向で読み応えがあり、COOの成長戦略の方向性、CFOの財務戦略も説得力がある。

ジーエス・ユアサ コーポレーション
カルビー
シンプルだが必要情報十分
競争力の源泉がよく分かる

「かっぱえびせん」「ポテトチップス」「フルグラ」の開発ストーリーがESGや成長ストーリーとうまくリンクしており、親しみやすい。マテリアリティ項目で設定されているKPIは独自性の高いものでありながら長期視点で深掘りされ、投資家に有益。

住友化学
ジーエス・ユアサ コーポレーション
的を射た長期リスク・機会
非財務ハイライトが明快

2030年までの事業環境の変化と当社が目指す姿が分かりやすく解説され、価値創造プロセスで開示した長期リスクと機会は業界理解の促進に役立つ。事業別概況でもSWOT分析や長期戦略が語られており、客観性に富む。中長期的設備投資への言及も有用。

ナブテスコ
住友化学
完成度が非常に高く
付加価値提供の説明は秀逸

各事業部門の説明と価値創造モデルは非常に分かりやすく、付加価値提供の仕組みと社会に提供する価値の流れの説明は秀逸。トップメッセージも思いが伝わり、全体のサマリーになっている。サステナビリティーデータブックとの併読で理解は一段と深まる。

日本ユニシス
第一生命ホールディングス
トップメッセージの戦略と
社外取締役座談会が充実

生保業界を取り巻く大きな環境変化に正面から向き合ったトップメッセージが印象的。11ページに及ぶ社外取締役の座談会は内容が濃く、投資家の知りたい情報をカバーしている。持続可能性会計基準機構(S A S B)インデックスによる開示は先進的。

野村総合研究所
東京応化工業
財務分析の内容は質が高く
マテリアリティ分析も充実

非常に濃い内容を読者に分かりやすく明示しており、昨年に続き極めて高品質のリポート。ガバナンスおよび環境保全関連の開示情報が非常に充実しており、読者に有用。思い満載のトップメッセージからは、中長期的な成長に向けた強い意思が伝わってくる。

不二製油グループ本社
東京海上ホールディングス
株主視点も十分に入った
トップレベルのリポート

冒頭の入り方から構成が秀逸。パーパスドリブンの極めて印象的なCEOメッセージ、必要なポイントを網羅したCFOメッセージは、他の模範となる内容。被買収企業のコメントを掲載するなど、海外M&Aに関する記述は今後の海外事業の成功を予想させる。

三井化学
日本ユニシス
開示・記載とも高レベル
ガバナンス記載も高品質

定性的表現だけでなく定量的な記載が豊富な価値創造モデル、独自の表現で課題意識を詰め込んだトップメッセージ、過去の課題を振り返りつつ簡潔にまとめた中期経営計画の振り返りなど、必要情報が十分に記載されており、ガバナンス記述も質が高い。

三井物産
不二製油グループ本社
現状に満足しない心意気
トップレベルのリポート

会社全体でESG経営を進めていることがよく分かる一冊。トップメッセージからは、課題をさらけ出した上で会社をどのように変えていきたいかの思いが伝わってくる。また、経営陣それぞれの多様な考え方や専門性もよく伝わる。ガバナンスの透明性も高い。

三菱ケミカルホールディングス
三井住友トラスト・ホールディングス
将来志向で簡潔な戦略開示
ガバナンスの開示も充実

SDGsの実現を見すえた「インパクトの創造」という価値創造プロセスの説明はオリジナリティーに富み、マテリアリティの開示とも有機的に結びついている。マテリアリティの決定を取締役会で実施したことを明記するなど、ガバナンスの開示も充実。

ミネベアミツミ
ヤマハ
中期経営計画の方向性明確
説得力ある内容で理解進む

ヤマハの歴史や業績推移があることで、初めて当社のリポートを読む投資家にも企業像が伝わる丁寧なリポート。中期経営計画を柱とし、長期的経営ビジョンに向けた中期経営計画の位置づけも別項を設けて説明するなど、読み手に優しい作りになっている。

参加企業一覧

(各賞の社名は五十音順、株式会社は省略)

  • アイシン精機
  • アサヒグループホールディングス
  • アズビル
  • アルフレッサ ホールディングス
  • アンリツ
  • イオンモール
  • 伊藤忠エネクス
  • 伊藤忠商事
  • 伊藤忠テクノソリューションズ
  • 宇部興産
  • ANAホールディングス
  • SCSK
  • エヌ・ティ・ティ・データ
  • NTTドコモ
  • ENEOSホールディングス
  • MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス
  • 大林組
  • 小野薬品工業
  • オムロン
  • オリンパス
  • 加賀電子
  • カゴメ
  • 鹿島建設
  • 兼松
  • カプコン
  • カルビー
  • 川崎汽船
  • キョーリン製薬ホールディングス
  • 神戸製鋼所
  • コスモエネルギーホールディングス
  • コニカミノルタ
  • 小林製薬
  • コマニー
  • 参天製薬
  • 三和ホールディングス
  • ジーエス・ユアサ コーポレーション
  • JFEホールディングス
  • J. フロント リテイリング
  • 商船三井
  • 新生銀行
  • SUBARU
  • 住友化学
  • 住友商事
  • セガサミーホールディングス
  • 双日
  • ソニー
  • SOMPOホールディングス
  • 第一三共
  • 第一生命ホールディングス
  • 大建工業
  • 大東建託
  • ダイドーグループホールディングス
  • 大日本印刷
  • 大日本住友製薬
  • 大和証券グループ本社
  • 大和ハウス工業
  • 高砂熱学工業
  • 中外製薬
  • 中部電力
  • ツムラ
  • テイ・エス テック
  • TIS
  • TDK
  • DIC
  • 帝人
  • テルモ
  • デンソー
  • 東急
  • 東京応化工業
  • 東京海上ホールディングス
  • 東京センチュリー
  • 東京大学
  • 東京建物
  • TOTO
  • 都市再生機構
  • 豊田通商
  • トヨタ紡織
  • ドラフト
  • 長瀬産業
  • ナブテスコ
  • ニコン
  • ニチレイ
  • 日工
  • 日産化学
  • 日本酸素ホールディングス
  • 日本政策投資銀行
  • 日本電気
  • 日本特殊陶業
  • 日本ハム
  • 日本ペイントホールディングス
  • 日本郵船
  • 日本電信電話
  • 日本たばこ産業
  • 日本ユニシス
  • 野村総合研究所
  • 野村不動産ホールディングス
  • 野村ホールディングス
  • パナソニック
  • 阪急阪神ホールディングス
  • 東日本旅客鉄道
  • 日立製作所
  • 不二製油グループ本社
  • 富士電機
  • 富士フイルムホールディングス
  • プリマハム
  • ポーラ・オルビスホールディングス
  • マクセルホールディングス
  • 丸井グループ
  • マンダム
  • みずほフィナンシャルグループ
  • 三井化学
  • 三井住友トラスト・ホールディングス
  • 三井不動産
  • 三菱ケミカルホールディングス
  • 三菱重工業
  • 三菱商事
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • 三菱UFJリース
  • ミネベアミツミ
  • 村田製作所
  • 明治安田生命
  • メタウォーター
  • メディアドゥ
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