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《申し込みを締め切りました》


日経「星新一賞」創設記念シンポジウム
「発想立国の作り方 ~イマジネーションと日本のポテンシャル~」


日本経済新聞社は文学賞、日経「星新一賞」を創設しました。
SF作家である星新一氏が残した多くの作品が、現実の科学を刺激し日本の技術力の発展に寄与してきたように、これからの日本を切り開く形式やジャンルにとらわれない「理系的な発想力、想像力に富んだ物語」を募集しています。
この賞の創設を記念し、シンポジウム「発想立国の作り方~イマジネーションと日本のポテンシャル~」を開催いたします。日本を代表する科学者・漫画家・学識経験者による示唆に富んだ講演・ディスカッションから、発想力の高め方や、ひらめきを形あるものへと発展させる実現力について、理解を深めていきます。


 ★☆★ 日経「星新一賞」の特設サイトがオープンしました >>> http://hoshiaward.nikkei.co.jp
開催日時: 2013年8月7日(水)  19:00~21:30(予定) 〔 開場 18:30 〕
会場: 日経ホール
東京都千代田区大手町1-3-7日経ビル3階
参加費: 無料
定員: 500名 
締め切り: 2013年7月25日(木)
※お申し込み多数の場合は抽選のうえ、当選の方に受講券メールをお送りいたします。当選の発表は受講券メールの連絡をもって代えさせていただきます。
※ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。
主催: 日本経済新聞社
特別協賛 : IHI
協賛 : JBCCホールディングス、東京エレクトロン
協力 : 星ライブラリ、小松左京事務所、日本SF作家クラブ、エヌ氏の会、きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、独立行政法人 国立科学博物館、一般社団法人 情報処理学会、一般社団法人 人工知能学会、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館、一般社団法人 日本ロボット学会、公立大学法人 公立はこだて未来大学、特定非営利活動法人 ロボカップ日本委員会

《プログラム》
19:00 開会
19:00~19:05 開会挨拶
日本経済新聞社
19:05~19:50 基調講演
「はやぶさ・イカロスに秘められた独創力」
  川口 淳一郎 氏 (宇宙航空研究開発機構[JAXA] シニアフェロー)
19:50~20:00 休憩
20:00~21:30 パネルディスカッション
「インスピレーションから生まれる日本の競争力」
パネリスト:
  川口 淳一郎 氏 (宇宙航空研究開発機構[JAXA] シニアフェロー)
  浦沢 直樹 氏 (漫画家)
  朝倉 啓 氏 (IHI 常務執行役員 経営企画部長)
  松原 仁 氏 (公立はこだて未来大学 教授)  
21:30 閉会

お問い合わせ
 日経「星新一賞」創設記念シンポジウム事務局
 TEL : 03-3545-2447 ( 受付時間 10:00~18:00 土・日・祝日を除く )
*プログラムの時間割・講義内容及び講演者は変更する場合があります。


川口氏
川口 淳一郎 氏

宇宙航空研究開発機構(JAXA) シニアフェロー
宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授


宇宙工学者、工学博士。1978年京都大学工学部卒業後、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程を修了し、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任、2000年に教授に就任。2007年4月から2011年9月まで、月惑星探査プログラムグループ プログラムディレクタ (JSPEC/JAXA)、1996年から2011年9月まで、「はやぶさ」プロジェクトマネージャを務める。2011年8月より、シニアフェローを務め現在に至る。ハレー彗星探査機「さきがけ」、工学実験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、小惑星探査機「はやぶさ」では、プロジェクトマネージャを務めていた。

浦沢氏
浦沢 直樹 氏

漫画家


1960年東京生まれ。1983年デビュー。 代表作に「YAWARA!」、「MONSTER」、「20世紀少年」、「PLUTO」(原作・手塚治虫/監修・手塚眞/長崎尚志プロデュース)等。数々の漫画賞を受賞、海外での評価も高い。現在、『モーニング』にて「BILLY BAT](ストーリー共同制作長崎尚志)を連載中。



朝倉氏
朝倉 啓 氏

株式会社IHI 常務執行役員 経営企画部長


1980年、石川島播磨重工業(現IHI)入社。極低温ヘリウム回転機械技術の研究・開発に長年従事する。1998年、欧州合同原子核研究所(通称CERN(セルン)に、陽子を加速させる超電導磁石の冷却機能を担う「コールドコンプレッサー」のプロトタイプを納入。CERNは2012年7月にヒッグス粒子を発見。(ヒッグス粒子との断定は2013年3月。)世紀の発見を縁の下の力持ちとして支えると共に、10年以上の歳月を経て、仲間たちと研究成果を結実させた。2013年4月より現職。

松原氏
松原 仁 氏

公立はこだて未来大学 教授


1959年東京生まれ。幼稚園時代に鉄腕アトムのアニメに夢中になる。中学生時代に星新一のショートショートに夢中になる。1981年東大理学部情報科学科卒業。1986年同大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。同年通産省工技院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。2000年公立はこだて未来大学教授。専門は人工知能で、コンピュータ将棋、ロボカップなどに携わる。最近コンピュータに星新一さんのようなショートショートを創作させる「きまぐれ人工知能プロジェクト作家ですのよ」をスタートさせる。著書に「将棋とコンピュータ」、「鉄腕アトムは実現できるか」、「先を読む頭脳」など。人工知能学会副会長、情報処理学会理事、NPOロボカップ日本委員会理事など。