日経ビジネスイノベーションフォーラム
「いま、企業に求められる危機管理」
サイバー攻撃は日々、防御側の想像を超えて進化・巧妙化を続けています。対策の柱は「すでに侵入した脅威の早期発見」「被害を最小化するマネジメント」へと軸足が移り、対策の難しさが浮き彫りになっています。
また、サイバー攻撃に限らず、天災・事故リスク、経営リスク、政治・経済リスクなど、企業は多様化するリスクに対応していかなければなりません。社員、株主をはじめ、さまざまなステークホルダーを傷つける恐れを、可能な限り回避することは、経営者の義務であり、企業の社会に対する約束です。
セキュリティーを「サイバー」「フィジカル」両視点から考え、企業経営に不可欠な危機管理を討論します。いまいちどリスクを的確に捉え、企業経営の一助となるフォーラムとします。
開催日時 |
2015年10月2日(金) 10:30~16:20 (開場10:00) |
会場 |
日経ホール
(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3F) |
参加費 |
無料 |
定員 |
500名 |
締め切り |
2015年9月28日(月) 17:00
*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、当選の方に受講メールをお送りいたします。
当選の発表は受講メールの送信をもって代えさせていただきます。
*お申し込みはお一人につき1回でお願いいたします。
*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。 |
主催 |
日本経済新聞社 |
協賛 |
アドソル日進、クマヒラ、富士通、マクニカネットワークス、FFRI、KPMGコンサルティング |
《プログラム》
10:00 |
開場 |
10:30~11:00 |
基調講演①
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「高度化するサイバー攻撃、その時企業で何が起こっているのか?」
真鍋敬士氏 (一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター理事・分析センター長) |
11:00~11:30 |
協賛社講演① |
「サイバーセキュリティがもたらす4つの変化点」
田口篤氏(KPMGコンサルティング サイバーセキュリティアドバイザリーグループ
パートナー)
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11:30~12:00 |
協賛社講演② |
「不確実性時代への備え ~サイバー攻撃に向けた新たなBCP~」
太田大州氏(富士通 統合商品戦略本部 エバンジェリスト) |
12:00~12:30 |
協賛社講演③ |
「あなたの知らないサイバーセキュリティの世界」
春日均氏(マクニカネットワークス セキュリティ第1事業部 事業部長) |
12:30~13:30 |
休憩 |
13:30~14:10 |
基調講演②
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「企業経営と情報セキュリティ」
頓宮裕貴氏 (独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター長) |
14:10~14:40 |
協賛社講演④ |
「社会に変革をもたらす新しいサイバーセキュリティ技術」
鵜飼祐司氏(FFRI 代表取締役社長) |
14:40~15:10 |
協賛社講演⑤ |
「IoT機器を守るサイバー攻撃対策技術」
山西正則氏(アドソル日進 セキュリティ・ソリューション推進部 部長) |
15:10~15:20 |
休憩 |
15:20~15:50 |
協賛社講演⑥ |
「変化する企業リスクとフィジカルセキュリティの対応力」
木下友和氏(クマヒラ 企画本部 セキュリティ企画室 室長) |
15:50~16:20 |
クロージング講演 |
「危機管理の入り口 “フィジカルセキュリティ”の重要性」
三好眞氏(アイ・エス・レーティング 代表取締役社長) |
*プログラムの時間割・講義内容及び講演者は変更する場合があります。
お問い合わせ |
日経ビジネスイノベーションフォーラム「いま、企業に求められる危機管理」事務局
TEL:03-3545-1054 (受付時間 10:00~18:00 土・日・祝日を除く) |
真鍋敬士氏
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター理事・分析センター長
JPCERT/CCにおいてインシデント対応業務に従事した後、JPCERT/CC運営委員としてJPCERT/CCの運営に参加し、2002年にJPCERT/CC理事に就任。06年から分析センター長としてサイバー攻撃の分析及び、分析結果の活用に関する活動を推進。
首都大学東京産業技術大学院大学情報アーキテクチャ専攻非常勤講師(06年~)も務めている。
田口篤氏
KPMGコンサルティング サイバーセキュリティアドバイザリーグループ パートナー
国内シンクタンクを経て、2000年KPMGビジネスアシュアランス株式会社(現KPMGコンサルティング株式会社)入社。 金融、官公庁、製造、放送、通信、不動産、商社、サービス業等、幅広い業種に対してサイバーセキュリティ、個人情報保護、BCP&BCM等のIT系のリスクマネジメントサービスを中心に提供している。
太田大州氏
富士通 統合商品戦略本部 エバンジェリスト
1980年富士通株式会社入社。インテリジェントビルのBEMS、フィジカルセキュリティなど複合情報通信システム分野の商品開発に従事。95年より全国の消防指令管制システムの開発に従事。2005年より情報セキュリティ、事業継続(BCM)のビジネスを担当。14年お客様・社会のイノベーションを支えるため「FUJITSU Security Initiative」としてサイバー攻撃対策に対応するサービス・製品を体系化し、お客様起点でICTの安心安全を実現する継続的な取り組みを実施中。
春日均氏
マクニカネットワークス セキュリティ第1事業部 事業部長
1999年(株)マクニカに入社。2001年からマクニカネットワークス(株)のセキュリティビジネスに携わり、13年4月よりセキュリティ事業部・事業部長としてセキュリティビジネスに従事。全世界のLeading Edge Technologyを通じて、グローバル水準のセキュリティ“世界に通じるセキュリティ”を日本国内へ提供することに注力している。14年よりマクニカソリューションズ(株)の代表取締役社長を兼任。
頓宮裕貴氏
独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター長
1988年通商産業省(現 経済産業省)入省。94年米国留学。98年ジェトロ・ブリュッセル事務所。2004年経済産業省商務情報政策局 情報セキュリティ政策室長。07年ジェトロ・サンフランシスコ事務所次長。10年経済産業省産業技術環境局認証課長。13年内閣府宇宙戦略室参事官。15年より現職。
鵜飼祐司氏
FFRI 代表取締役社長
1973年徳島県生まれ。博士(工学)。Kodak研究開発センターにてデジタルイメージングデバイスの研究開発に従事した後、2003年に渡米。カリフォルニア州 eEye Digital Security社に入社。セキュリティ脆弱性分析や脆弱性診断技術、組み込みシステムのセキュリティ脅威分析等に関する研究開発に従事。07年7月、セキュリティコア技術に関する研究、コンサルティングサービス、セキュリティ関連プロダクトの開発・販売を主事業とする株式会社FFRIを設立。また、独立行政法人情報処理推進機構の研究員を兼務(非常勤)し、コンピュータセキュリティをとりまく脅威の分析・対策立案のための活動に取り組む。
山西正則氏
アドソル日進 セキュリティ・ソリューション推進部 部長
1984年㈱SRA入社。組込み系開発を経験。98年㈱JIEC入社。2001年日本ヒューレット・パッカード㈱入社。RFID等、IoTの新規ビジネス開発を経験。08年日本オラクル㈱入社。12年アドソル日進㈱入社。セキュリティ・ソリューション推進部に配属され現在に至る。
木下友和氏
クマヒラ 企画本部 セキュリティ企画室 室長
1999年(株)クマヒラ入社。セキュリティ事業本部にて金融機関をはじめとした企業、省庁・自治体などの多様な市場・業態におけるセキュリティシステムの構築に参画。2012年より現職。入社以来、一貫して企業が抱えるセキュリティの課題解決に携わっており、先進のフィジカルセキュリティに精通している。
三好眞氏
アイ・エス・レーティング 代表取締役社長
(株)格付投資情報センター・新規事業開発部長、(株)金融工学研究所・常務取締役等を経て現職。これまで経済産業省「情報セキュリティ対策強化促進検討委員会」「情報セキュリティガバナンス研究会」の委員、内閣官房「情報セキュリティを企画・設計段階から確保するための方策に係る検討会」および総務省「スマートフォン アプリケーション プライバシーポリシー 普及・検証推進タスクフォース」の構成員、早稲田大学大学院ファイナンス研究科・非常勤講師等を務める。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程卒業(Ph.D.)。